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車のバッテリーマークが点灯したら?原因と対処法3選を解説
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2023年06月07日
「車のバッテリーマークが点灯する原因は何?」
「点灯した際の対処法を知りたい!」
そう悩んでいる方も多いでしょう。
そこで今回は車のバッテリーマークが点灯する原因と対処法について解説します。
普段運転している方は本記事をぜひ参考にしてください。

車のバッテリーマークとは?
車のバッテリーマークとはバッテリー系統の異常を知らせるランプです。
またの名は充電警告灯とも呼ばれています。
バッテリーの充電が行われておらず、電圧が低下している証拠。
このまま放置するとエンジンが急停止する恐れもあり、早急な対処が必要な状態と言えます。
車のバッテリーマークがついている位置
車のバッテリーマークはメーターパネルの中に存在します。
トラブルが起きない限りなかなか点灯しないため、知らない方もいるかもしれません。
長方形の中にプラスとマイナスが書かれており、長方形の上に突起物が2つあるアイコンがバッテリーマークです。
バッテリー関連にトラブルが発生した場合、このマークが赤く点灯します。
車のバッテリーマークが点灯する3つの原因
ここからはバッテリーマークが点灯する原因について解説します。
点灯する原因をあらかじめ把握しておけば、未然にトラブルを防げるはずです。
バッテリーの経年劣化
まず最初に押さえておきたいのが、バッテリーの経年劣化です。
バッテリーに寿命がくると内部に異常をきたし、正常に充電できなくなります。
結果的に電圧低下をまねき、バッテリーマークが点灯してしまうのです。
一般的にバッテリーの寿命は2~3年。
万が一その時期に該当する場合は経年劣化を疑うのが賢明かもしれません。
オルタネーターの不具合
オルタネーターとはバッテリーに電力を供給する重要な部品です。
ちまたでは「車の心臓部分」と言われているほど、車にはなくてはならないパーツ。
オルタネーターに不具合が起きると、バッテリーに電力を送れません。
将来的にはバッテリーの電圧低下を引き起こすため、未然にオルタネーター不具合の段階で知らせるのです。
Vベルトのトラブル
Vベルト(ファンベルト)とはエンジンとオルタネーターをつなぐベルトです。
Vベルトがあるおかげで、エンジンからつくられた電力をオルタネーターへ供給できます。
ところがVベルトに破損や不具合が見られると、オルタネーターへ正しく伝達できません。
結果的にバッテリーにも電力が送られなくなるため、あらかじめ車はVベルトの異常があるとランプを点灯させるのです。
車のバッテリーマークが点灯した際の対処法3選
続いてはバッテリーマークが点灯した際の対処法について解説します。
マークが点灯しても焦らず、適切な処置を取っていきましょう。
停車する
バッテリーマークが点灯したら、まずは停車させるのがポイントです。
点灯していても走れるものの、最終的にはバッテリーの残量がなくなって走行不可となります。
この際、一般道だけでなく高速道路でも同様に路肩へ停車させましょう。
自分の気持ちを落ち着かせるためにも、一旦一呼吸置くのが重要です。
応急処置を行う
一般道で故障した場合、可能であれば応急処置を行いましょう。
新品のバッテリーを持っていれば交換してみたり、バッテリーの接続をあらためて確認してみたり。
応急処置でバッテリーマークが消える可能性もあります。
とはいえ、応急処置で安心するのは気が早いかもしれません。
マークが消えたのは一時的なものであり、今後点灯する可能性は十分あります。
応急処置後はカーディーラーへ必ず寄り、状態を確認してもらいましょう。
救援を求める
車に詳しく無い方や乗車間もない方は、素直に救援を求めるのが安全です。
知識の無い方が自分自身で対処すると、二次トラブルを引き起こす可能性もあります。
二次トラブルを招けば修理費用はさらにかかり、正常に運転できるまでに日数を要する場合も。
そのため、ロードサービスへの連絡やレッカーの手配を行い、プロに助けを求めましょう。
このときロードサービスの到着を待っている間にも、バッテリーの電圧低下を引き起こす可能性があります。
担当者にこれまでの経緯を詳細に伝え、指示を仰ぐのが大切です。
まとめ
車のバッテリーマークはメーターパネルの中に存在し、バッテリー系統の異常が起きた際に知らせるアイコンです。
バッテリーの経年劣化やオルタネーターの不具合などが原因で点灯します。
とくに車の運転に慣れていない方は点灯すると驚くかもしれませんが、まずは一旦停車させるのがポイント。
その後はロードサービスへの連絡やレッカーの手配を行いましょう。
バッテリーマークの点灯を未然に防ぐためにも、バッテリーの定期交換が重要な対策と言えます。