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車のバッテリーマークが点灯したら?緊急時の対処法
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2023年12月12日
ドライブ中、突然ダッシュボード上に車のバッテリーマークが点灯したらどうしますか?
点灯したバッテリーマークは、しばしばバッテリー自体の問題だけでなく、充電システムに異常があることを指し示していることがあります。
このような状況下で何をすべきか、どのようにして安全を確保しながら、車と自分自身を守るのか。
緊急時の対処法はドライバーの必須知識と言えるでしょう。
次の本文では、車のバッテリーマークが点灯した際の慌てずに取るべき行動、注意すべきポイント、そして車を安全に停止させる方法について詳しく説明していきます。

バッテリーマーク点灯の意味
車のダッシュボードにあるバッテリーマークが点灯すると、バッテリー自体か充電システムに異常が発生しているサインです。
この警告を無視し、そのまま運転を続けるとエンジンが停止してしまう可能性があるため、早急に原因を特定し対処が必要となります。
点灯時に確認すべきバッテリーの状態
バッテリーマークが点灯した際は、まずバッテリー端子のゆるみがないか、またサルフェーション(白い粉末状の腐食物)が端子に発生していないかを確認してください。
バッテリー液の減少も点灯の一因になるので、液面が適正かを確かめることも大切です。
さらにバッテリーの寿命が原因であることも多いため、購入からの期間も参考にしましょう。
バッテリーが点灯する原因
バッテリーマークの点灯は、バッテリーの充電不足を示す場合がありますが、オルタネーターの故障による充電不良が原因であることもあります。
電気系統のトラブルやドライブベルトの断裂など、多岐にわたる原因が考えられるため、速やかに診断することが重要です。
バッテリーが点灯した時の対処法
バッテリーマークが点灯した場合の、最も安全な行動は、車を止めて専門の整備士に診てもらうことですが、緊急時の一時的な対処法について紹介します。
直ちに安全な場所へ移動してエンジンを停止
バッテリー警告灯が点灯したら、すぐに安全な場所に車を停めてエンジンを停止しましょう。
他の車両に対する事故のリスクを減らせるだけでなく、車の状態を落ち着いて確認する時間を作り出すことができます。
エンジン停止後の初動対応
エンジンを停止させた後は、警告灯の表示がほかにないかをチェックしましょう。
電子機器の故障が考えられるため、可能であればキーを差し込みなおして故障が解消されるかを試すのも一つの手です。
ただし、これによって問題が解決しない場合は、自力での対処はせずに専門家の診断を受けることをお勧めします。
バッテリー上がり時の対処法
バッテリー上がりが発生した場合は、ジャンプスタートを行って一時的にエンジンを始動させることができます。
しかし、安全な操作を行うためには正しい手順を理解し、実行することが非常に重要です。
他車のバッテリーを使用してエンジンを起動し、すぐに最寄りの修理工場へ向かい、バッテリーおよび関連するシステムの点検をしなければなりません。
バッテリーを長持ちさせるには
バッテリーの寿命は使用条件に大きく影響されますが、適切な保守と使い方によって長持ちさせられることがあります。
例えば、短距離の運転が多い方は長距離を定期的に走らせることで充電状態を保ち、バッテリーの劣化を防ぐことができます。
冬場のバッテリートラブル対処法
冬場はバッテリーが最もトラブルに見舞われやすい時期です。
低温のもとではバッテリーの起電力が低下しやすいため、車内の暖房や各種電気機器の使用に注意してください。
また、寒冷地では定期的なバッテリーの充電と、起動前の事前チェックが有効です。その際、バッテリー液の補充と、ケーブルの緩みの確認が重要になります。
長期間車を使用しない場合の対応策
長期間車を停める際は、バッテリーの自己放電によるトラブルを防ぐため、負荷をかけないことが必要です。
具体的にはバッテリーターミナルを外しておくか、トリクルチャージャーを使用するなどしてバッテリーに対する負担を減らすべきです。
定期的にエンジンをかけることで充電状態を保つことも効果的です。
まとめ
バッテリーマークが点灯した場合は、速やかに安全な場所に移動して専門家に診てもらうことが最善です。
日常的な点検と適切なバッテリーの使用により、トラブルを未然に防ぎ、長い期間使用することが可能になります。
バッテリーは車の心臓部とも言える部分であるため、常に状態を把握し適正なケアを行うことが重要です。