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ブレーキのキーキー音で困ったら!原因とすぐに実践可能な対策3選

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2023年04月19日

「ブレーキから異音がするのは何が原因?」
「運転してて落ち着かないから、対処法を教えてほしい!」
そう悩んでいる方も多いでしょう。

そこで今回はブレーキからキーキー音が発生する理由と実践可能な対策を解説します。
異音でお困りの方は本記事をぜひ参考にしてください。

ブレーキのキーキー音で困ったら!原因とすぐに実践可能な対策3選

ブレーキのキーキー音とは?

ブレーキのキーキー音は通称ブレーキ鳴きとも言われています。
金属が擦れたり、黒板を爪で引っかいたりした際に発生する音に近いです。
運転してて自分自身が嫌な気持ちになるだけでなく、歩行者や近隣住民に迷惑をかけてしまうでしょう。

また、ブレーキの異音を放置すると事故につながる可能性もあります。
キーキー音が鳴り続けるとブレーキの消耗を早め、思いどおりにブレーキが効かなくなるのも事実。
結果的に思わぬ事故に遭遇してしまうのです。
そのため快適に運転するためにも、ブレーキの異音は早めに解決しましょう。

ブレーキのキーキー音の原因

ここからはブレーキがキーキー鳴る原因について解説します。
原因が素早く特定できれば、取るべき対処法もスムーズに分かるはずです。

ブレーキパッドの摩耗

キーキー音の原因で最も一般的なのがブレーキパッドの摩耗です。
ブレーキを踏むたびに異音が発生する場合、ブレーキパッドの摩耗と考えてほぼ間違いありません。
実は車はブレーキパッドが摩耗すると、キーキー音が自然に発生するつくりになっています。

「限界なのでもう交換してください」「十分パッドの役割を果たしました」とSOSを出しているのです。
ブレーキパッドが摩耗した状態で走行すると、事故のリスクは大幅に高まります。

環境の変化

環境の変化で急にキーキー音が発生する可能性もあります。
とくに走りはじめに音が目立つ場合、自然の影響で異音が発生していると思って良いでしょう。
例えば冬や梅雨の時期はキーキー音が鳴りやすいと言われています。

寒いとブレーキパッドや後述するブレーキローターが縮み、変形した状態でブレーキを行うと異音が発生。
また、湿気や結露によってカビが発生すると、正しく摩擦が行われず異音の原因となるのです。

ブレーキローターの劣化

ブレーキローター(ディスクローター)はディスクブレーキを構成する重要な部品です。
一般的にブレーキパッドに目が行きがちであるものの、ブレーキローターの劣化によってもキーキー音が発生。
ブレーキローターの劣化が進むと表面に凹凸がうまれます。
凹凸にブレーキパッドが当たると異音が発生してしまうのです。

また、ブレーキローターは経年劣化によってカビが発生します。
カビがブレーキパッドに当たるとキーキー音が鳴る流れです。

ブレーキのキーキー音における対策

最後にブレーキのキーキー音における対策を解説します。
対策を早めに行えば、二次トラブルも未然に防げるはずです。

鳴き止めスプレーを塗る

鳴き止めスプレーとは、その名の通り異音を軽減させるためにうまれたスプレーです。
石油系の樹脂・溶剤が含まれており、ブレーキの動きを滑らかにします。
流れはブレーキパッド側面に塗布するのみ。

適量を塗布すれば、異音への効果が発揮します。
塗布量が多すぎると逆効果のため、最初は表面に薄く塗る程度で十分です。

グリスで対応する

グリスは鳴き止めスプレー同様、手軽にできる異音対策です。
ブレーキパッドにグリスを塗れば、原因となる振動を抑えられます。
基本的にはドライバー自身で対応できるものの、部品の分解作業が伴う場合も。
分解整備は素人であると困難なためプロに依頼しましょう。

ブレーキパッドを交換する

スプレーやグリスで対応しても解決しない場合、ブレーキパッドの寿命に限界が来ているのかもしれません。
ブレーキパッドの交換目安は走行距離30,000から50,000km。
該当する場合は交換に適した時期と言えます。
費用は1ヵ所約5,000円、2ヵ所で6,000~7,000円です。

交換費用が高いと感じる方もいるでしょう。
しかし、放置すると他の部品にも悪影響を及ぼします。
影響が出た部品の修理費用が掛かるとなれば、本来のブレーキパッド交換費用よりも高くなります。
そのため、走行距離が長い人は早めに交換しましょう。

まとめ

ブレーキを踏むとキーキー音がなる原因はいくつかあります。
代表的なのはブレーキパッドの摩耗や劣化です。
摩耗が進むと正確な役割を果たせず、最終的には異音が発生します。

まずは鳴き止めスプレーを塗ったり、グリスで対応してみたりすると良いかもしれません。
それでも改善されない場合はブレーキパッドを交換しましょう。
安全で快適な運転を実現させるためにも、早めの対処が必要です。

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