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車のバッテリー上がりはどんな状態?原因や回復方法について解説します

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2023年05月05日

車のトラブルの中でよく耳にするのが「バッテリー上がり」です。
バッテリーが上がってしまうと車を動かすことができません。
そのため、車に不慣れな人はどうすることもできずに呆然としてしまうかもしれません。
今回はバッテリーが上がる原因や一時的にでも回復させる方法などについて解説します。

車のバッテリー上がりはどんな状態?原因や回復方法について解説します

車の「バッテリーが上がる」とは

バッテリーが上がるとは、自動車に搭載されているバッテリー(二次電池)内の電気が減少し、エンジンをスタートさせられない状態のことです。
JAFによると2022年のゴールデンウィーク中の出動した理由の第1位が過放電バッテリー(バッテリー上がり)によるもので、全体の37.26%を占めます。

このことからわかるように、バッテリー上がりはとてもよくあるトラブルだといえます。
電気の使用量が充電量を上回り、充電不足の状態であるため、何らかの方法で充電すると、バッテリーあがりの状態から回復させることができます。

車のバッテリー上がりの原因

車のバッテリーが上がってしまう原因は4つあります。それぞれについて解説します。

バッテリーの自然放電

バッテリー上がりの原因の一つに自然放電があります。
自動車はエンジンを止めて停車しているときにも、わずかですが電力を消費しています。
通常、自動車は一定距離走行することにより、充電が可能な仕組みとなっています。

しかし、長い間車を動かさずに放置してしまうと充電が全くされない状態が続くため、バッテリーから電気が出る一方となり、いつの間にか電力不足となってしまうのです。

バッテリーの劣化

自動車のバッテリーは消耗品です。
一般的に、ガソリン車のバッテリーの寿命は2?5年です。
アイドリングストップ車の場合はガソリン車よりも短い3年程度、ハイブリッド車でも4?5年で寿命を迎えます。

エンジンがかかりにくくなる、ヘッドライトが前よりも暗い、バッテリー液が変色、減少しているといったような状態であれば、バッテリーが消耗している可能性が高まります。
ガソリンスタンドやディーラーでバッテリーの電圧チェックをした方がよいでしょう。

電力の使い過ぎ

電力を使いすぎているときもバッテリーが上がりやすくなります。
エンジンを切った状態で室内灯やハザードのつけっぱなし、車内テレビの長時間利用などをしてしまうとバッテリーが上がってしまう可能性があります。

気温が低い

バッテリー液は気温が低いと性能が低下する傾向があります。
そのため、気温が下がる冬はバッテリーが上がりやすくなるのです。経年劣化したバッテリーは能力が低下するため、劣化の兆候が見られたら早めに交換する必要があります。

車のバッテリーを回復させる方法

車のバッテリーを回復させる方法は3つあります。それぞれについて解説します。

ジャンピングスタートを実行する

助けに来てくれた車(救助車)のバッテリーと自社のバッテリーをケーブルでつなぎ、電気を分けてもらう方法をジャンピングスタートといいます。
バッテリー上がりは電力不足の状態ですので、電力さえ分けてもらえればエンジンをかけることができ、走行可能となるのです。
ジャンピングスタートでエンジンがかかったら、バッテリーが充電されるまでしばらくエンジンをつけっぱなしにしておきましょう。

ジャンプスターターを使用する

救助してくれる車がいなくても、ジャンプスターターとよばれる小型バッテリーと自社のバッテリーをつなぐことでもエンジンがかけられます。
単独でもバッテリー上がりから回復させられるのが最大のメリットです。

見知らぬ土地で長距離を移動しなければならないことが事前に分かっており、自社のバッテリーの状態に不安があれば、念のためジャンプスターターを携行してもよいでしょう。

ロードサービスを呼ぶ

救助してくれる車がなく、小型バッテリーも携行していない状態であればロードサービスや修理業者を呼んで対処してもらうしかありません。
バッテリー上がりは自然回復するわけではないため、放置しても状況が改善しないからです。

根本解決はバッテリーの交換

どのような方法を使ってバッテリーを回復させたとしても、その効果は一時的です。劣化したバッテリーを交換しない限り、いつバッテリー上がりになってもおかしくありません。
バッテリーそのものを交換してしまえば、劣化や寿命の問題を根本解決できます。

最寄りの整備工場、ディーラー、ガソリンスタンドなどでバッテリーを交換してもらうのがおすすめです。

まとめ

今回は車のバッテリー上がりの原因や回復方法についてまとめました。
バッテリーが上がってしまうと、時間の経過とともに回復するようなことはありません。小型バッテリーを所持していなければ、救助者やロードサービスからの救助を待つしかありません。

そのような事態に陥らないためには、バッテリー劣化の兆候を早めにつかみ、劣化したバッテリーを交換するのがよいのではないでしょうか。

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