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バッテリー上がりの応急処置方法!原因と予防、ジャンピングスタートについても解説

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2023年09月05日

車のバッテリー上がりは、ドライバーにとって予測不可能なトラブルの一つです。

この記事では、バッテリー上がりの原因、応急処置としての「ジャンピングスタート」の手順、予防方法、避けるべき行動について詳しく解説します。

バッテリー上がりに対処するための知識を持ち、安全かつスムーズなカーライフを送りましょう。

バッテリー上がりの応急処置方法!原因と予防、ジャンピングスタートについても解説

バッテリー上がりの原因は?

まずは、バッテリー上がりとは何か、その原因について解説します。

バッテリー上がりとは?

バッテリー上がり、またはバッテリー切れは、車のバッテリーが電力を供給できなくなった状態を指します。
これは車のエンジンを始動できなくなる主要な要因の一つであり、ドライバーにとって非常に不便な状況です。

バッテリー上がりの原因

一番多いバッテリー上がりが、車を走らない時にエアコン等を使用することによるバッテリー上がりです。

オルタネーターがバッテリーを充電する際、エンジンが稼働している必要があります。
車を短い距離しか走らない場合や、低回転数で走行する場合、バッテリーの充電が不十分になることがあります。
これにより、バッテリーの電力が消耗し、バッテリーが上がるのです。

バッテリー上がりの原因はさまざまですが、主なものには以下があります。

高齢のバッテリー

バッテリーは寿命があり、古くなると性能が低下します。

ライトやアクセサリーの消し忘れ

車のライトや内部アクセサリーが消えている間、エンジンが停止したままになることがあります。

バッテリーの充電不足

長期間車を使用しなかった場合や充電システムに問題がある場合、バッテリーが充電されなくなります。

バッテリー上がりの症状

エンジンがかからない場合、車の電装品やライトなどの電子機器が正常に作動しないことを確認してみてください。

バッテリー上がりにより、これらの電子機器に十分な電力が供給されないため、点灯しないか、明るさが低下することがあります。
メーター周辺の表示灯も点かなかったり、暗くなったりすることがあります。

また、エンジン始動の際に「キュルキュル」という音がするが、エンジンがなかなか始動しない場合、セルモーターの回転が弱く、バッテリー上がりの可能性が高いです。
バッテリーの充電不足により、セルモーターに十分な電力供給が行かないためです。

バッテリー上がりの応急処置「ジャンピングスタート」

ジャンピングスタートは、バッテリー上がりに陥った車を他の車の電力を借りて再起動させる方法で、適切に行えば緊急時の味方になります。
そのような応急処置である「ジャンピングスタート」について解説するので参考にしてください。

ジャンピングスタートとは

ジャンピングスタートは、バッテリーが上がった車を再び始動させるための一時的な応急処置です。
これは別の車のバッテリーから電力を供給し、エンジンを始動させる方法です。

ジャンピングスタートの手順

バッテリーが上がってしまった場合、ジャンピングスタートを行うことでエンジンを再起動できます。
この手順を正しく実行することが重要です。

以下がジャンピングスタートの手順です。

ケーブルの点検
ジャンピングスタートを始める前に、ブースターケーブルの点検を行います。
ケーブルに被膜の破損や断線がないか、端子を挟むクリップ部分にガタがないかを確認します。
問題がある場合は使用しないでください。

救援車の準備
電力供給をしてくれる救援車を用意します。
救援車はエンジンを停止させておきます。
注意点として、トラックの場合は電圧が異なりますので使用できません。

ケーブルの接続
ボンネットを開け、上がった車と救援車を近づけ、以下の順序でケーブルを接続します。

1.上がった車のプラス
2.救援車のプラス
3.救援車のマイナス
4.上がった車のマイナス(バッテリーの端子ではなくエンジンの金属部分など)

ケーブルが確実につながったことを確認しましょう。

救援車のエンジン起動
救援車のエンジンをかけます。
AT車の場合はパーキング、MT車の場合はニュートラルにしてサイドブレーキをかけることを忘れずに。
アクセルを踏んで回転を少し高く保ちます。

上がった車のエンジン始動
その後、上がった車のスターターを回してエンジンを始動します。

ケーブルの取り外し
エンジンが始動したら、ケーブルは逆の順序で取り外します。
再び始動できない可能性も考え、バッテリーの状態を確認しましょう。

ジャンピングスタートを成功させるために、これらの手順を慎重に実行しましょう。

ただし、バッテリーの寿命や損傷が原因である場合は、専門家の点検が必要です。
ハイブリッド車については、他の車のバッテリーでの救援はできないことに留意してください。

バッテリー上がりの予防方法

バッテリー上がりを防ぐためには、以下の予防策を実践してください。

定期的なバッテリーメンテナンス
バッテリーの端子を清掃し、充電システムを定期的に点検し、バッテリーの寿命を延ばします。

長期間の停車時には充電
車を長期間使用しない場合、バッテリーが上がらないように定期的に充電しましょう。

ライトやアクセサリーの確認
車を駐車する際にライトやアクセサリーが消えていることを確認し、バッテリーを節約します。

バッテリー上がり時にやってはいけない応急処置

バッテリー上がり時には注意が必要です。
以下の行動は避けましょう。

未経験者によるジャンピングスタート
ジャンピングスタートは誤った手順で行うと危険なことがあります。
経験のある人にお願いしましょう。

ジャンパーケーブルの接続ミス
ジャンパーケーブルを誤った端子に接続すると、バッテリーや電子機器に損傷を与える可能性があります。

バッテリー上がりに適切に対処しよう

車のバッテリー上がりは、誰にでも起こりうるトラブルですが、適切な知識と対処方法を持っていれば、その影響を最小限に抑えることができます。

この記事で紹介したバッテリー上がりの原因を理解し、ジャンピングスタートの手順を把握し、予防策を実行することで、バッテリー上がりによるストレスを軽減し、安心して運転を楽しむことができるでしょう。

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